<J2:横浜FC2-4町田>◇第11節◇30日◇ニッパ球

 J新参入の町田が横浜FCに快勝し、7試合ぶりの白星を挙げた。MF鈴木崇文(24)が今季Jリーグ第1号となるハットトリックを記録するなど、今季最多の4ゴールで圧倒。アルディレス監督も、今後の巻き返しを予感した。

 町田が次々とゴールネットを揺らした。ヒーローとなったのは鈴木崇だった。先制点を含め、3点すべてを得意の左足で決めた。7試合目の出場にして、うれしいJ初ゴールが、J1も含め今季初のハットトリックだ。「全然チームに貢献できてなかったので、安心しました。一樹さんからいいボールが来たので決めるだけでした」。チームの4得点すべてに絡んだFW平本に感謝した。

 東京学芸大を経て、町田でプレーして3年目。実は、横浜FCは大学卒業時に入団テストを受け、落選していた。「そういう意識はすごくあった。何としても勝ちたかったし、点を取りたいと思っていた」。大学4年時にはリーグ戦でハットトリックを決めており、悔しさを胸に人生2度目の快挙でJデビューを飾った。

 クラブも3月20日の熊本戦以来、41日ぶりに勝ち点3をつかんだ。先月27日の松本戦から中2日での快勝。シュート数は8本と、決定力の高さも見せつけた。アルディレス監督も「たくさんのパスを素早くつないで得点できた。今年のベストゲームだったんじゃないでしょうか」と満足げに振り返った。【由本裕貴】

 ◆鈴木崇文(すずき・たかふみ)1987年(昭62)11月17日、茨城県守谷市生まれ。桐蔭学園、東京学芸大を経て、10年から町田に所属。好きなサッカー選手は、10年まで横浜FCに在籍した元日本代表MF三浦淳宏。170センチ、67キロ。血液型A。独身。