与えられるチャンスは無駄にしない。磐田FW押谷祐樹(22)が天皇杯初戦でのゴールを誓った。チームは5日、午後練習で調整。今季、J2岐阜から復帰した押谷はここまでリーグ、ナビスコ杯を含めて公式戦9試合に出場している。しかし、無得点と結果がついてこない。「チャンスをもらったのにうまくいかなくて悔しい思いはある」と危機感を募らせた。

 同時期に期限付き移籍から復帰したMF松浦の存在も刺激になっている。松浦は当時J1だった福岡から復帰。今季は序盤からポジションを確保して主力として欠かせない存在となった。同じ「復帰組」として負けられない気持ちは常に持っている。押谷は「この半年間で自信はついてきた。戻ってきた時とは違うという部分を見せたい」。

 次戦はエース前田が日本代表に招集されているため、1トップで先発出場する可能性もある。初戦の相手は東海社会人リーグの格下だ。押谷は「アマチュア相手に点を取れなかったらプロとして厳しい。点を取れれば乗ってくると思う。今の自分ならできる」。崖っぷちに立たされた生え抜きは結果を残すことしか考えていない。【神谷亮磨】