磐田は8日、J2京都との練習試合を2試合行った。主力組が出場した2試合目は3バックで臨み1-2で敗れたが、左サイドのDF山本脩斗(27)が攻守で存在感を発揮。クロスのほか、右の駒野友一(31)に正確なキックで大胆なサイドチェンジをするなど好調をアピールした。

 左サイドはDF宮崎智彦(26)とのポジション争いが激しい。5日のFCソウル戦に続き山本脩が主力組に起用されている。「去年は3分の1ぐらいしか(試合に)絡めなかったので、今年にかける思いもある」。3バックでは、サイドバックが高い位置を取り、より攻撃性が求められる。高校、大学とトップ下を務め攻撃力が高い山本脩にとって、まさに「水を得た魚」の位置。「4バックのサイドより積極的に前に行けるし自分の特長が生かせる。攻撃は楽しい」。

 森下仁志監督(40)は昨季より、練習から主力とサテライトを明確化させ競争を促しており、選手も肌で感じている。「まだまだ、裏を突く部分など課題も多い。負けたくないし、しっかりアピールしていきたい」と意欲を見せた。試合はクリアミスなどで失点し敗れたが、指揮官は「取られ方は問題ないし守備がすごく機能している。攻守で進んでいる方向は間違いない」と手応えを口にした。【岩田千代巳】