元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード(36)の米MLS・LAギャラクシーへの移籍は、FOXスポーツの報道によると「微妙」なのだそうだ。

 FOXスポーツは電子版で「MLSで快適にプレーしているようには見えない。ジェラードが出場している方がギャラクシーが良いチームになるかどうかも大いに疑問がある」と記している。

 ただ米国生活への適応という点については進歩があるようだ。

 ジェラードはネット放送用のサッカー番組「メン・イン・ブレザーズ」に出演。あるハンバーガーチェーンを激賞した。

 そのハンバーガー店とは「イン・アンド・アウト・バーガー」。米西海岸や南西部を中心に展開するバーガーチェーンで、注文を受けてから調理するフレッシュさが売りだ。

 ダブル・ダブルと呼ばれるパティ2枚、チーズ2枚入りハンバーガーや、3種類のミルクシェイクなど定番商品の他に“隠しメニュー”も多い。

 バンズの代わりにレタスで包んだハンバーガーや、パティ4枚、チーズ4枚のハンバーガーなど、自分好みのものを作ることができる。

 ジェラードは番組で「イン・アンド・アウト・バーガーは素晴らしいよ。米国人はあの店を作ったことでたたえられるべきだ」と熱く語っている。

 一時は「ジェラードの話す英語のなまりがきつすぎて、チームメートがまるで理解できない」など、ネガティブな報道も多かった。

 それでも生活面で適応できてくれば、ピッチ上でも輝きを放ってくるはず。リバプール時代のような活躍をもう1度、期待したい。

 【千葉修宏】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「海外サッカーよもやま話」)