今季限りでリバプールを退団するMFジェラードが、自身のゴールでチームを3試合ぶりの勝利に導いた。

 リーグ戦で2試合勝利のないリバプールは、プレミアリーグ第35節でクイーンズパークをホームに迎えた。

 前半19分にMFコウチーニョのゴールで先制したリバプールは試合を優位に進めるも、後半28分に同点弾を献上してしまう。その後は、後半33分にDFシュクルテルがボックス内でオヌオハに倒されてPKを獲得。リバプールが勝ち越しのチャンスを手にした。

 しかし、キッカーのジェラードがこのPKを失敗してしまい、絶好機を逃す結果に。それでも諦めないリバプールは、終盤にオヌオハが2枚目のイエローカードで退場となり、さらに攻勢を強める。すると後半42分、左CKからジェラードがヘディングシュートを相手ゴールに突き刺して勝ち越し。キャプテンの汚名返上弾でクイーンズパークに競り勝った。

 この結果、5位リバプールは欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位マンチェスターUとの勝ち点差を4に縮めている。【超ワールドサッカー】