プレミアリーグ優勝を果たしたチェルシーは、ツアーのため、昨晩タイへと飛び立ったが、モウリーニョ監督は、選手らの赤線地帯(売春エリア)への立ち入りを禁止した。28日付の英紙サンが報じた。

 同クラブは、3日間同国に滞在し、首都バンコクで親善試合を行う。チェルシーの関係者は「多くの選手は、前に行ったことがあるから、実情は分かっている。そのエリアのいる女の子たちは、チェルシーがバンコクに来ることを知っているし、選手をターゲットにすることは明らかだ」と売春婦からの誘いを警戒している。

 優勝を決めたあとに、そのような写真が出回ることを良く思っていないモウリーニョ監督は、選手の行動に厳しい制約を科しているという。同関係者は「少し観光には連れて行くけど、それ以外の時間は、厳しいセキュリティーのもとで、ホテルに滞在する必要があるみたいだ」とコメントした。

 チェルシーは、29日にタイのオールスターチームと対戦したあとに、オーストラリアへ移動し、6月2日にシドニーと対戦する。