ドルトムントMF香川真司がトップ下でフル出場し、先制アシストなど全得点に絡む活躍でリーグ戦3連勝に貢献した。

 前半27分、香川は右ショートコーナーからペナルティーエリア内にドリブル。ファーサイドに正確なクロスボールを入れ、詰めていたDFフンメルスのヘディングシュートで先制ゴールだ。

 後半6分にはゴールやや左から、ペナルティーエリア内右サイドのDFギンターにやわらかいタッチのパス。ギンターから右足で折り返されたボールをFWオバメヤンがゴールにたたき込んだ。

 後半27分には、相手GKのクリアボールがあまく相手DFに当たったボールが、前線でプレスを掛ける香川の足元に収まった。香川はワントラップし左足でシュートを放ったが、惜しくもゴール左。香川は顔をしかめて悔しがった。

 後半33分にはリーグ戦今季初失点となる反撃ゴールを奪われたが、後半ロスタイムには、ゴール前で香川、ムヒタリアンとパスをつないで、最後はFWアドリアン・ラモスが決めた。香川が好調ぶりをホームでアピールし、存在感を示した。