Rマドリードのポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナルド(30)が、アウェーのエスパニョール戦で5得点を挙げ、大勝に導いた。リーグ戦通算231得点とし、元スペイン代表FWラウル(現ニューヨーク・コスモス)の228得点を上回り、クラブ歴代最多得点を更新した。
記憶にも記録にも残る男、ロナルドが前人未到の領域に足を踏み入れた。昨季のグラナダ戦以来となる、自身2度目の1試合最多5得点を記録。リーグ通算231得点とし、背番号「7」を背負った前任者ラウルの228得点を上回った。ベニテス監督は「数字が物語っている。あれほど多くのゴールを決める者は、歴史の中で自分の確かな場所を持っているものだ」と絶賛した。
前半17分に2点目となるPKを決めてラウルに並ぶと、3分後にMFベールのクロスを左足で押し込み、通算28度目のハットトリック。あっさりと記録を更新した。勢いは止まらず、後半にも2得点を追加。リーグ戦のアウェー通算103得点とし、クラブ史上初となる敵地で100得点を記録した選手にもなった。
マンチェスターUから加入した09-10年以降、7シーズン目での偉業だ。ラウルは228得点に到達したのは550試合目。1試合平均0・41得点。対するロナルドは203試合目で、平均1・14得点と驚異的なペースを保っている。今季はリーグ開幕から2試合連続で無得点と沈黙したが、3試合目で5得点と「ケチャップがドバドバ出た」状態だ。この大爆発で例年以上の1試合平均1・67得点となり、得点ランキングも一気に首位へ浮上した。
エースの活躍にベニテス監督は「自身のためにも、チームのためにも、得点数を伸ばし続けることを願っている」と期待を寄せる。ライバルのメッシも成し得ていない3季連続の得点王へ、完全無欠のゴールマシンが動き始めた。

