国際サッカー連盟(FIFA)の会長選に立候補しているヨルダンのアリ王子は11日、ワールドカップ(W杯)の2018、22年両大会の招致に絡む不正疑惑を詳細に調査したガルシア氏の報告書「ガルシア・リポート」の開示など、会長に就任した場合の1年間の活動指針を示した。FIFAの組織改革へ、倫理規定の精査なども行うとしている。

 法的根拠のない金銭授受を理由に、FIFA倫理委員会から8年間の活動停止処分を受けたブラッター氏の後任会長を決める臨時総会は26日にスイスのチューリヒで開かれる。