公式戦で9戦ぶりに先発を外れたドルトムントの日本代表MF香川真司(27)は延長後半開始から出場。

 決定機をつくるまでには至らなかった。だがPK戦では先攻の1人目で登場。相手のドイツ代表GKノイアーの動きを見切ったかのように、右足でど真ん中に蹴り込んだ。直後にはドルトムントサポーターに向かって「盛り上がれ」とばかりに両手を振り上げてアピールした。しかしチームはその後に2人が立て続けに失敗し、タイトルには届かなかった。「最後の最後。いい結果を残さないといけない」と話して迎えた今季最後の公式戦は、ほろ苦い形で幕を閉じた。