メキシコ北東部タマウリパス州で28日夜、同国代表FWアラン・プリド(25=ギリシャ・オリンピアコス)が誘拐されたが、29日深夜に救出作戦の末、無事保護された。

 欧米メディアが伝えた。14年W杯にも出場した同選手は、30日未明に右手に包帯を巻いた状態で姿を見せ「私は元気だ。神のおかげだ」と話した。28日夜のパーティーに出席して深夜に車で帰宅中、複数の車に周囲を囲まれ、連れ去られた。メキシコ各地では麻薬密輸組織が絡む誘拐事件が横行している。