ドイツがスロバキアに3-0で快勝し、8強入りを決めた。準々決勝ではイタリア-スペイン戦の勝者と7月2日にボルドーで対戦する。

 ドイツは前半8分、左CKが相手DFにクリアされた浮き球にDFボアテング(Bミュンヘン)が走り込んで右足ボレーを放つと、ボールは低い弾道でゴール左へ突き刺さり先制。同13分にはDFシュクルテル(リバプール)にFWゴメス(ベシクタシュ)が倒されてPKを獲得したが、MFエジル(アーセナル)の左足キックは相手GKにはじかれ失敗。しかし同43分、MFドレクスラー(ウォルフスブルク)が左サイドを突破しペナルティーエリア奥から右足アウトで折り返したパスを、ゴメスが左足で押し込んで2点目を奪った。さらに後半18分には右CKからゴール前での競り合いでこぼれた浮き球を、ドレクスラーが右足ボレーでたたき込んで突き放し、GKノイアー(Bミュンヘン)の好守などでスロバキアの反撃を封じて準々決勝へ駒を進めた。