レスターの日本代表FW岡崎慎司(30)が、1-0で勝利したコペンハーゲン戦に途中出場し、欧州CLデビューを飾った。

 後半40分からの出場にラニエリ監督へ「もう少し早く使ってくれよ」とツッコミを入れたことを明かした。

 岡崎の一問一答は以下の通り

 -欧州CL初出場の感想は

 最初はちょっとでもいいから出たいと思っていたけど、やっぱり出たら出たで、もっと出たいと思う。何か残さないとね。このまま、「岡崎はCL出ました」で終わっても、何も自分の中ですっきりしないんで。1歩進んだかもしれないけど、自分の中に何も残っていないんで。やっぱり何か自分が貢献したり「やった」というのが何も残っていないので。この(出場した)5分をどうにか10分なり15分なりに変えていく方法を考えていきたい。

 -後半35分くらいでタッチラインに出て、(ボールが切れなかったので)少し待たされていたが

 どんだけ延ばすねんという感じで思ってましたけどね。ピッチに立ってみて思いましたけど、なかなかチームは難しい状況になってるなと思ってましたね。はたから見ていても、何でそこでという感じで見ていましたけど、入ったらチームが本当に守っているだけという状況だった。みんなでガッと行く感じじゃなかった。

 -5分間の出場だったが、無失点に抑えての勝利という喜びは

 1%ぐらいしかないですね。でも、別に楽しくなかったかと言われれば、楽しかったんで。やっぱり5分でもいいんで、使ってもらえたんで。エネルギーが有り余って、ああいうファーストプレー(スリップ)になったんですけど。でも、ああいうのも、愛嬌(あいきょう)じゃないけど、自分らしいなと思うし、そのくらい自分はエネルギーに満ちあふれていると思っているんで、まあ、恥ずかしい1歩だったけど、ここからが1歩かなって。

 -監督からなんと言われて入ったか

 とにかく、アグレッシブなプレー、エネルギーがお前にあるのは知っているから、みたいな感じだった。じゃあ、もう少し早く使ってくれよ、という話をしつつ。(監督は)わかっている、という感じでしたけど。そういう風にコミュニケーションをとっていくことが大事なんで。