Rマドリードのジネディーヌ・ジダン監督(44)長男のMFエンソ・ジダン(21)が公式戦デビューを果たし、いきなり初ゴールを挙げた。

 3部のレオネッサとのホームでの第2戦で、エンソは後半開始からMFイスコに代わってピッチに登場し、3-1とリードした同18分、左サイドから前方の選手に預けて中央へ走り込み、マイナスの折り返しをペナルティーエリア中央外からダイレクトで右足シュート。これが相手GKの逆を突いてゴール左へ吸い込まれた。エンソはプレシーズンマッチには出場したが、トップチームの公式戦出場は初。ジダン監督には4人の息子がおり、次男ルカはユースに所蔵している。

 エンソは「Rマドリードでデビューし、ゴールを挙げるのは夢」と喜び、ジダン監督も「父として、監督としてうれしい。得点も試合でのパフォーマンスも満足している」とご満悦だった。

 この試合では23歳のFWディアスも3ゴールを挙げる活躍を見せた。

 2戦合計13-2で16強進出を決めたRマドリードは、3日にバルセロナとクラシコをアウェーで戦う。その後は7日に欧州CL1次リーグ最終節のドルトムント(ドイツ)戦、10日にデポルティボ戦と続き、15日のクラブW杯準決勝へ向けて来日する。