MF長谷部誠が所属するフランクフルトは、ホームでホッフェンハイムと0-0で引き分けた。

 長谷部は3バックの中央でフル出場。大きなミスもなく守備組織をしっかりと統率した。

 長谷部は「見てる人たちはそこまでチャンスは多くなくて、得点も入らず面白みに欠けるかもですけど、かなり締まった試合というのはこういう試合だと思う。お互いかなり戦術レベルが高いところでやっているんで、サッカーコアの人はこういうゲームは見てて面白いのかなと思う」と試合を振り返った。リベロでの起用に関しては「正直に言えば中盤よりも後ろで出るほうが全体的には変な言い方をすると楽というか、やっぱりプレッシャーも全然違う。でも個人的には今このポジションやっている中で、例えば代表だったらこのポジションで出ることはないと思うし、このポジションに慣れないように。相手のフォーメーションによっては中盤をやることもあるので、そういうところで常に頭を使いながらやりたい」とした。

 また前日に1年9カ月ぶりに復帰したシャルケDF内田篤人については「よく戻ってきたねとメールしました。彼の過ごした2年弱という時間は、僕らは想像できることではないですけど。とにかくまたスタートが切れて、またいつか一緒のピッチに立てたらいいなと思う」と話した。

 終盤に退場者を出したが守りきったフランクフルトは、7勝5分け2敗の勝ち点26で暫定5位。ホッフェンハイムは開幕からの無敗を守り6勝8分けの勝ち点26で暫定4位。