テネリフェMF柴崎岳(24)が、ついに欧州デビューを果たした。ホームのレウス戦で、0-1とリードを許して迎えた後半29分から途中出場した。

 チームの3戦ぶり勝利を目指して積極的に攻撃に絡んだものの、同点に追いつくことができずに完封負け。26日の次節では、1部昇格を争うカディスとアウェーで対戦する。

 前節12日の敵地ヘタフェ戦で初のベンチ入りしたものの出番はなかったが、ホームのピッチで初投入された。鹿島との契約が切れた1月末の欧州移籍期限間際に、今年6月末までの5カ月契約を結び、先月1日に入団会見後、2日からチームに合流した。だが、体調不良を訴えて離脱し、不安障害と診断されるなど、初の環境に対応するまで時間を費やしていた。