ベルギーがホームで9人となったギリシャと1-1で引き分け、首位を守った。

 先制はギリシャ。後半1分に浮き球のルーズボールをMFタフツィディス(カリアリ)が頭で相手DF裏へ送り、フリーで飛び出したFWミトルグル(ベンフィカ)が左足で蹴り込んだ。しかし、ギリシャは同20分にタフツィディスが2枚目のイエローカードで退場。数的優位に立ったベルギーは終了間際の同44分、左サイドからのFWメルテンスのクロスを、ペナルティーエリア左でFWルカク(エバートン)が相手DFを背にして胸トラップし、反転しながら落ち際を左足ボレーでゴール左へ突き刺して同点に追いついた。ギリシャは同ロスタイムにDFツァベラス(アランヤスポル)が2枚目のイエローカードで退場となった。

 ボスニア・ヘルツェゴビナはホームでFWイビセビッチ(ヘルタ)の2ゴールなどで、ホームでジブラルタルに5-0で快勝し、キプロスはホームでエストニアと0-0で引き分けた。

 ベルギーが勝ち点13で首位を守り、同11のギリシャが2位、同10のボスニア・ヘルツェゴビナが3位。

 W杯本大会へは各組1位9チームが出場。各組2位のうち上位8チームはプレーオフへ回る。