イタリア3部リーグでベネチアを優勝に導き、来季のセリエB昇格を決めたフィリッポ・インザーギ監督の独占インタビューを、28日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが掲載した。

 同監督は現役時代はイタリア代表、ACミランなどでFWとして活躍した。

 以下、インタビューの抜粋。

 「監督の仕事は選手より難しい。でも成功すればそれだけ喜びは大きくなる。今は大きな幸せを感じているところ。このために生きいているようなものだ」

 「今季のユベントスは素晴らしい組織の上に優秀な選手たちがいるのでチームは強い。さらにアレグリ監督が選手全員に犠牲を払わせるようなシステムを考え出したことは、素晴らしいこと。ベネチアの選手たちにも、ユベントスの守備陣のビデオを見せた。そのおかげでチームはアウェーで9失点しかしていない」

 「(元イタリア代表DF)カンナバロがSNSで2006年W杯優勝メンバーのグループを作った。その全員から祝福のメッセージをもらっている」

 「ベネチアとの契約はまだ1年残っている。幹部と会って今後のプロジェクトを話し合うが、来季も残ると思う。ただまだベネチアの街を見ていないので、早いうちにスタッフたちと食事をしに行きたい。」

 「ACミランは1つの時代が終わった。これまで勝ち取った全ての勝利は皆のハートの中に残っている。新しいオーナーたちがミランを再び高い位置、特に欧州チャンピオンズリーグまで持っていくことを望んでいる」