マンチェスターU前監督のルイ・ファンハール氏(66)は、プレミアリーグクラブの監督に就任して、古巣にリベンジをしたいことを明かしたと、18日付の英紙ミラーが報じた。

 ファンハール氏はいまだにマンチェスターUを解雇されたことを許していないという。また、解任の話を聞く前からエド・ウッドワード最高経営責任者(CEO)がモウリーニョ現監督に就任のアプローチしていたことを憤慨している。

 ファンハール氏は、マンチェスターUを2年間率いたが、横パスだらけでシュートを打たないつまらない試合を続けたことで、サポーターから批判を受けていた。FA杯で優勝を果たしたが、解任された。

 17日にオランダのロッテルダムで取材に応じたファンハール氏は「私は、もうクラブの監督をすることはないだろう。でも1つだけ例外がある。もし、イングランドのビッグクラブが私のところへ(オファーを持って)きたら、それを受け入れるだろう。マンチェスターUに一泡吹かせることができるからね。ウッドワードは、(モウリーニョにオファーを出す前に)まず私のところへきて話し合うべきだった。ジョゼ(モウリーニョ監督)に関して、何の反感もないよ」と、ウッドワードCEOへの怒りが収まっていなかった。