ドイツ・スーパー杯でバイエルン・ミュンヘンのニコ・コバチ新監督は古巣フランクフルトに5-0で快勝した。

 この日のベストプレーヤーはFWレバンドフスキ、スーパー杯初となるハットトリックで勝利を導いた。

 13日の独紙ビルトはレバンドフスキについて「不調だったW杯のフラストレーションは終わった。レアル・マドリードへの移籍希望はもう忘れた。はっきりしたことは、レバンドフスキはまたBミュンヘンでのプレーに本気になっている」と表現した。

 また、同紙はコバチ監督が就任以降、レバンドフスキを残留させるために尽力してきたことを強調。何度も話し合いを重ね、どれだけ必要な選手で、中心選手としてチームをつくっていきたいという思いを伝えたという。

 また、この日機能しなかったのはビデオ判定だと伝えた。フランクフルトのアブラハムがレバンドフスキの顔にひじ打ちを見舞った。血が出るほどのけがを負ったが、主審の判定はイエローカードで、ビデオ判定は介入しなかった。さらに後半30分にアラバがコスタと交錯してひざを負傷。すでに3人を交代していたBミュンヘンはその後10人でのプレーを強いられたという。