ドイツ代表の不調が続いている中、元同代表主将のローター・マテウス氏がGK起用法について言及した。15日の独紙ビルトが報じた。

同氏は「ノイアーは現時点で負傷以前と同様の調子と安定感がない。4度世界最優秀GKになった時の調子までは戻っていない」とコメント。バルセロナGKテアシュテーゲンを推し、「大事な試合でノイアーがプレーできる状態でも、そろそろスタメンで起用されるチャンスをもらってもいいと思う」と話した。

またレーウ監督が絶対の信頼を寄せるノイアー、フンメルス、ボアテング、ミュラー、クロースといった主力選手については「彼らはいま自分自身とクラブでの問題と戦っている。最も経験のある選手たちだが、現時点ではチームを掌握できていない。レーウのスタメンに非常に驚いた」と指摘。バイエルン・ミュンヘンやレアル・マドリードの不振も代表チームに影響していると言いたげだ。