神戸は3日、日本代表のFW大久保嘉人(26)がブンデスリーガのボルフスブルクに移籍することで両クラブが金銭面で合意したと発表した。大久保はメディカルチェックと正式契約を結ぶため、4日にドイツへ出発する。

 2009年シーズンも神戸との契約が残っている大久保の獲得に向け、ボルフスブルクは昨年11月に正式オファーを出していた。かねて海外移籍の希望が強かった本人の意思を尊重し、最終的には神戸が慰留を断念した。

 大久保は2001年に長崎・国見高からC大阪に入団。04-05年シーズン途中からスペインリーグのマジョルカで約1年半プレーし、06年にC大阪に復帰。07年に加入した神戸では主将を務めていた。J1は通算149試合に出場し、64得点。日本代表では国際Aマッチ33試合で5得点を記録している。

 ボルフスブルクには日本代表のMF長谷部誠も在籍している。

 [2009年1月3日22時26分]ソーシャルブックマーク