ACミランの元イタリア代表MFジェンナーロ・ガットゥーゾ(34)と同FWフィリッポ・インザギ(38)が、退団することになった。ガットゥーゾは11日にクラブ幹部と話し合った後に表明、インザギはクラブの公式サイトにファン向けのお別れメッセージを掲載した。前日10日には同DFアレッサンドロ・ネスタが退団を発表し、12日付の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトなど地元メディアでは、同DFジャンルカ・ザンブロッタ(35)や元オランダ代表MFクラレンス・セードルフ(36)の退団も確実視している。

 ガットゥーゾは目の病気などで今季出場5試合にとどまったが、クラブからはチームの精神的支柱であり続けるよう残留を求められた。だが、「他の選手にポストを譲る時が来た。次にどこに行くかはわからない。とにかく1年はミランから離れる。その後にまた戻ってくるかもしれない」と話した。インザギはイタリアのチームのほか、MLSや中国リーグからの誘いもあるが、ここまま引退する可能性もあるという。