リバプールに所属する元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードが、自身の去就に関して言及した。英テレグラフ紙が30日に報じている。

 2015年6月末にリバプールとの契約満了を迎えるジェラードは、同紙のインタビュー内で、現役引退という考えはないものの、残りのキャリアをアンフィールドで送ることになるかは分からないとコメントした。

 「今年の夏に引退するつもりはなかった。今シーズンを全うするつもりだよ。だけど、今後もリバプールでプレーするのか、そうでないのかは、今後の行方を待つ必要があるね。それはリバプールの決定によるんだ」。

 なお、リバプールを率いるブレンダン・ロジャーズ監督は今年5月にジェラードとの契約延長を望むコメントを残していたが、現在のところ新契約の成立には至っていない。

 またリバプールは今夏、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスをバルセロナへと放出し、その際の移籍金を利用して大量の選手補強を行った。しかしジェラードは、タイトルを獲得するためには「チーム内の主力選手を保持することが重要だ」との見解を述べている。

 「タイトルに近づいたとき、主力選手を保持することはとても重要だ。新しく選手を獲得するということではなく、チームに所属する選手を放さないということだ。多くの選手を獲得してもすぐに結果が生まれる訳ではないからね」。【超ワールドサッカー】