インテルミラノのロベルト・マンチーニ監督(49)が22日、ミラノダービーを控え会見した。

 初の日本人対決実現の可能性がある23日(日本時間24日)の大一番を前に、記者の質問に答えた。

 日本代表DF長友佑都(28)についての質問も出た。

 古巣の監督に戻ったばかりの同監督は、会見で次のように話した。

 「ダービーは重要な試合。ミランはビッグクラブで、インザギも若いが、監督として大きなチャンスを得た。インテルとミランは、この数年は別として、常に上位にいるチーム。情熱を持って戦う。選手は各国の代表チームでそれぞれ、さまざまなフォーメーションで、違う選手ともプレーしている。フォーメーションよりもメンタリティーが重要となるだろう」

 「明日は、試合で、チームがこの1週間で練習した事をどれだけ出来るかを見たい」

 長友について、何を期待するか?

 との質問には「彼はいつも走ってばかりいるね。好感の持てる選手だ。インテルに対して、多くのものを与えてくれる選手だと思う。DFだから、守り、そして、走力を利用しオフェンスにも協力してくれるはずだ。ポジションがサイドだから、僕の近くでプレーすることになるからラッキーだよ」と答えた。

 長友はインテル移籍後、ダービーでは4勝1分けと、まだ負けがない。その質問には「それはラッキーだ。幸運を呼ぶ、か。じゃあ、明日は100%プレーしてもらわなきゃいけない」と話した。