ACミランの日本代表FW本田圭佑(28)が27日、タイの首都バンコク郊外でサッカー教室を行った。

 本田が日本でプロデュースするサッカースクール「SOLTILO」の名を冠し、現地タイの子どもたちと、タイに住む日本の子どもたち約50人(小学生男女)を対象に、ミラノから同地に入った本田が直接指導した。

 本田とともにピッチに立ちプレーした参加者の子どもたち約50人に対し、1000人の希望者が応募したといい、抽選でタイ人25人、日本人25人が参加した。

 本田は子どもたちに夢を持つことの大切さを伝えたいと、海外と日本でサッカー教室を開催している。

 過去にオランダ、ドイツ、中国で開催。日本でも沖縄、大阪、千葉などで同様のイベントを行ってきた。今回はサッカー人気の高いタイを舞台に選んだ。会場には地元の人たちを中心に約2000人が、本田目当てに訪れた。

 日本のエースが来年1月に開催されるアジア杯(オーストラリア)を前に、アジアの舞台で本田イズムを伝えた。