元デンマーク代表でカタール・リーグのラフウィヤを率いるミカエル・ラウドルップ監督の代理人、トゥトゥムル氏は13日、共同通信の取材に応じ、6月末まであるクラブとの契約を最優先する方針を示した。日本代表監督探しを続けている日本サッカー協会からの打診については、明言を避けた。

 同代理人は11日にラフウィヤの副会長から「日本で彼の名前が取りざたされているが、彼を手放すつもりはない」と念を押されたと強調した。契約満了後なら交渉の準備があるとし「あらゆる可能性を探りたい。ラウドルップ氏は日本のことをよく知っており、日本代表は重要だ」と話した。

 50歳のラウドルップ氏はスペイン1部リーグのバルセロナやRマドリードなどで活躍し、Jリーグの神戸でもプレーした。