<欧州リーグ:ベンフィカ2-1シュツットガルト>◇決勝トーナメント1回戦◇17日(日本時間18日)◇ポルトガル・リスボン

 シュツットガルトの日本代表FW岡崎慎司(24)が、欧州リーグ・ベンフィカ(ポルトガル)戦で移籍後初出場を果たした。移籍手続きが難航し、国際サッカー連盟(FIFA)から暫定的に選手登録が認められたのは試合当日だった。攻守に精力的に動き、惜しいシュートも放った。チームは逆転負けを喫したが、今後に期待を持たせるデビューとなった。

 シュツットガルト岡崎のデビューを受け、18日付ドイツ各紙(電子版)はおおむね高評価を与えた。シュツットガルトの地元紙は「チームを強化できる戦力であることを示した」と評し、南ドイツ新聞は「予想外にクリエーティブ。アジアカップ優勝メンバーは前半15分に最初の好機をつくった」とたたえた。大衆紙ビルトは「前半は良かったが、後半はチームメート同様に力が落ちた」と課題も挙げた。【山本孔一通信員】

 [2011年2月19日8時23分

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