得点ランク首位タイとゴールを量産しているACミランの日本代表FW本田圭佑(28)の周辺が、さらに騒がしくなってきた。

 昨季は周囲の期待を裏切り、クラブOBから何かと批判された本田だが、今季は開幕から7試合6得点で「ケチャップドバドバ」状態で開幕から好調をキープしている。

 19日のベローナ戦で2得点を挙げた翌日、本田はミラノ市内のレストランで家族らと食事をしていると、ガリアーニ副会長が突如現れた。本田がレストランに来ることを事前に確認していた同副会長は、祝福のメッセージカードを添えたシャンパンをプレゼントしたという。また、ベルルスコーニ会長も祝福の電話をかけたと、21日付のガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 一方、コリエレ・デロ・スポルト紙は、本田にプレミアリーグ王者マンチェスターCが触手を伸ばしたと報じている。2000万ユーロ(約27億円)で獲得したい意向をミランに伝えたが、ミランが拒否したと伝えている。昨季の屈辱をバネに進化した本田は、評価を一変させた。(波平千種通信員)