19日に開幕する仁川アジア大会の柔道日本代表の練習場所は仁川市内の中学校で、18日非公開で行われた。北朝鮮など他チームも同じ時間帯に調整に訪れ、関係者によると道場を6つに区切った狭いスペースで汗を流した。

 金メダルを狙い20日に先陣を切る女子48キロ級の山岸絵美(三井住友海上)は「やるべきことをやった。順調」と笑顔。痛めていた左肩も回復したという。女子57キロ級の山本杏(国士舘大)は大会組織委員会から優勝候補として取材を受け「金メダルを取るために、一つ一つの試合に全力を尽くす」とはにかみながら応じた。