小池祐貴(23=ANA)が自己ベストを更新する20秒23で金メダルを獲得した。

小池は第3レーンで登場。第4レーンの楊俊瀚(台湾)と並んで両者倒れ込むようにゴールした。写真判定の結果、小池のタイムは20秒228。楊俊瀚のタイム20秒230とはわずか1000分の2秒差だった。ゴール直後は感極まるように涙を見せた。

レース後は「フォームが崩れ、当初のレースプランとも違ったけど勝ちきれて良かったです」と話した。前日28日の準決勝は全体トップとなる20秒35で決勝進出し、自己記録の20秒29に迫っていた。決勝の大舞台で勢いをさらに上回った。

同じく決勝に進み、日本歴代2位の自己記録20秒11を持つ飯塚翔太(27=ミズノ)は20秒68で6位だった。