陸上の男子100メートルで日本歴代2位の10秒01を持つ桐生祥秀(19=東洋大)が、「日本最速のストレッチ」でケガ防止を図る。

 21日、テキサス・リレー(25~28日・米テキサス州オースティン)に出場する男子短距離陣と米国へ出発した。オフに日本記録10秒00を持つ伊東浩司氏に指導を受け、「ハムストリングなどは、トレーナーさんから柔軟性は増えたと言われます」と自信をうかがわせた。昨年は4月以降、右太もも裏痛、右足裏痛など故障続き。9月の仁川アジア大会も欠場。思い当たったのが「変わったことをしていたと聞いていた」伊東氏だった。半日の指導にも手応え十分で、肩甲骨周りなどをほぐす伊東流を続ける。