8日の陸上セイコーゴールデンGP(川崎・等々力陸上競技場)女子100メートル、同400メートルリレーに出場予定だった福島千里(北海道ハイテクAC)が、左太ももに違和感を感じ棄権することになった。

 7日の練習には参加したが、同400メートルリレーに出場する他メンバーとは別メニューだった。これで4月29日の織田記念国際(100メートル決勝)、静岡国際(200メートル、400メートルリレー)に続き3大会連続で棄権となった。

 予定している18日のワールドチャレンジ北京(中国)は、今後の様子をみて決められる。

 指導する中村宏之監督は「ここで無理をする必要はない。期待に応えられず申し訳ない。リオを見据えて6月の日本選手権(愛知)前に海外のレースに出場することも考えている」と話した。