男子ハンマー投げの室伏広治(41=ミズノ)が24日、都内での日本陸連理事会終了後に、6月の日本選手権(愛知)に出場する意思を示した。「今、日本選手権に向けてエントリーの手続きを踏んでいるところ。競技者である以上、最後まで力を尽くしたい」と話した。出場すれば、20連覇を果たした14年6月の同選手権以来2年ぶりの試合になる。

 室伏は昨シーズン、試合に出場しておらず、同選手権の参加標準記録を持っていないために、日本陸連の強化委員会による推薦を受けて、出場する見通しとなる。