新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月1日に開催される東京マラソンを主催する東京マラソン財団は17日、一般参加枠について縮小や取りやめを検討しているとの一部報道をめぐり、「あらゆる可能性に関して検討を進めている」とコメントした。

日本国内でも急速に感染が拡大する中、参加人数を減らすなどの検討を急ぎ進めているとみられる。

今年の東京マラソンは10キロの部を含め、3万8000人が出走予定。人気マラソンとして知られており、一般募集の倍率は11・1倍だった。

財団は先日、約1800人の中国在住のランナーに参加の自粛を呼び掛けると発表。出場資格を持ちながら出なかった中国在住ランナーに対しては、来年の大会の出場権を与え、参加料を免除することも明らかにしていた。