<陸上:アジア選手権>◇2日目◇8日◇神戸ユニバー記念競技場

 男子400メートル障害では、日本3選手が好タイムで上位を占めて決勝へ進んだ。1組目は安部孝駿(19=中京大)が50秒41でトップ、50秒78の今関雄太(23=チームアイマ)が2位。2組目は、6月の日本選手権を制した岸本鷹幸(21=法大)が50秒50の1位でゴールした。

 9日に行われる決勝進出者8人のうち、予選通過タイム上位3人を日本勢が占めた。しかし安部が「スピードに乗り切れず、前半がうまくいかなかった」と反省すれば、今関も「走りが少し硬かったし、あまり良くなかった」と首をひねった。岸本も「暑さにやられたのか、体調がものすごく悪かった。脚に痛みもあって走っている時も気になる状態だった」と明かすなど、全員が満足いく走りではなかったようだ。