陸上の全日本大学女子駅伝は23日に仙台市陸上競技場から仙台市役所前市民広場までの6区間、38・6キロで行われる。22日は仙台市内で開会式を行い、東日本大震災の被災地からの出場となる東北学生連盟選抜の及川まりや主将(東北大)が「復興に向かって支援していただいた全国の皆さまに、前へ進む姿を届けたい」と抱負を語った。

 佛教大は大会3連覇を目指し、エースの吉本ひかりを最長区間の3区(9・1キロ)に起用。今夏の世界選手権に1万メートルで出場した吉本は「(震災で)道路が陥没したところもある。感謝の気持ちを持って走りたい」と意気込んだ。