陸上春季サーキット第4戦・静岡国際陸上(3日、エコパ)の女子5000メートルに出場するヤマダ電機の西原加純(23)と吉本ひかり(22)のコンビが、にわかに注目を浴びている。キュートなルックスに加え、競技力も抜群。西原は5000メートル、吉本は1万メートルで五輪参加標準B記録を突破しており、6月の日本選手権でロンドン切符を狙う有力候補だ。静岡国際では15分20秒の五輪標準A記録の突破を狙う両選手。2日の最終調整後、西原が「自分のペースで引っ張りたい」と言えば、吉本も「いいレースがしたい」。群馬県高崎市の本社で受付担当。絹川、福士ら群雄割拠の女子長距離にあって、文字通りヤマダ電機の「看板娘」たちが春季サーキットを熱くしそうだ。