ロンドン五輪男子マラソン代表の藤原新(30=ミキハウス)がアフリカ出身選手の協力を受け、故郷長崎県のリゾート施設ハウステンボスで五輪本番コースを想定した特別練習を12日早朝に行うと7日、藤原のマネジメントなどを担当する「アラタ・プロジェクト」事務局が発表した。

 五輪のコースは道幅の狭い路地のカーブや石畳がある。そのため、練習でハウステンボス内の似た場所を活用し、体の大きなアフリカ出身選手とともに走ることでカーブでの位置取りなどをチェックするという。

 藤原は5月下旬にロンドンで五輪のコースとほぼ同じルートを使用した10キロロードレースに出場しており、そこで見つかった課題などを練習で試すという。