あの名ランナー、マヤカが、箱根駅伝出場を再び目指す!

 桜美林大学は22日、東京都内の四谷キャンパスで記者会見し、4月1日付で陸上部駅伝チーム監督に、真也加ステファン氏(40)が就任したことを発表した。

 真也加氏は93年から4年連続で、山梨学院大のエースとして箱根駅伝で花の2区を走った。区間賞2度で2位、3位が各1回の快走で、2度の総合優勝に貢献。ライバルの早大・渡辺康幸(現早大監督)と3度激突し(1勝2敗)しのぎを削った名ランナーだ。

 現在、長距離部員は不在で、全国から有望選手の獲得にも乗り出す。「渡辺さんとは、戦い終わったら仲間。今でも友だち。これから箱根に出ればライバルだけどね」と真也加氏。ステファン・マヤカとして名をはせ、99年に元世界陸上マラソン代表の盛山玲世さんと結婚。05年に日本国籍を取得し現在の「真也加ステファン」として指導者になった。大学創立100周年にあたる2021年の箱根駅伝入賞を目指す。