<陸上:高校総体近畿大会>◇最終日◇16日◇奈良・鴻ノ池陸上競技場◇男子1600メートルリレーほか

 日本人初の9秒台を狙う桐生祥秀(よしひで、17=京都・洛南高3年)が、大会最優秀選手に選ばれた。

 レースには出場せず、1600メートルリレーなどでチームメートを応援。大会終了後の表彰式で、200メートルの高校新記録20秒41を評価されて、MVPに選出された。5月31日から16日間で20レースのハード日程をけがなく走り終えた。大会を振り返って「100メートルは9秒台、200メートルは20秒2~3台を目指していきたい」と話した。