陸上女子のアジア大会短距離2冠、福島千里(22)ら北海道ハイテクAC所属の選手、スタッフ6人が21日、札幌市内で東日本大震災の被災者支援の募金活動を行った。午前10時からの予定を約20分繰り上げ、2時間以上も街頭に立ち続けた。テレビで連日のように流れる被災地の映像に心を痛めているという福島は「自分のやれることをきちんとやっていきたい。少しでも力になれれば」と声を張り上げながら道行く人に協力を訴えた。今後は25日から日本陸上連盟の沖縄合宿に参加する。集められた義援金は集計され次第、日本赤十字社を通じて被災地に寄付される。