<世界陸上>◇29日◇女子400メートル障害予選◇韓国・大邱スタジアム

 久保倉里美(29=新潟アルビレックスRC)が最終24番目で準決勝に滑り込んだ。56秒66で第5組5位だったが、タイムで救われた。予選全体1位は久保倉と同組のメレーヌ・ウォーカー(28=ジャマイカ)で54秒86だった。

 前回予選落ちの雪辱を果たした久保倉は「1レーンだったのが気になり、慎重になりすぎた。8台目で遅れているのが分かったので、最後は死にものぐるいで走った。(30日の)準決勝は自分の走りがどれだけできるか。(自身が持つ)日本記録(55秒34)更新を狙う」と、気持ちを新たにしていた。