国際陸連(IAAF)は、韓国・大邱の世界陸上で、男子100メートルの世界記録保持者ウサイン・ボルト(25=ジャマイカ)が失格となった「不正スタート(フライング)1回で失格」ルールについて、早急に変更する考えはないことを示唆した。「反響はすごかった。山のようなメールが届いたよ。でも今までだって、我々はルールを精査してきたんだ」とIAAFのハーディ競技部長。昨年1月の同ルール導入以来、ボルトが失格となるまで、大きな批判がなかったこともあり、今後も事態を静観するもようだ。