<スーパー陸上2009>◇23日◇男子棒高跳び◇川崎市等々力競技場

 世界選手権組の2人が、明暗を分けた。鈴木崇文(東海大)は自己ベストに5センチと迫る5メートル50を2回目で成功し、初優勝。東海大4年でこれが学生最後の大会とあって奮起した。「たなぼた的な優勝」と言いながらも、「いい結果でよかった。次につながります」と笑顔だった。一方で第一人者の沢野大地(ニシスポーツ)は世界選手権で一発成功した5メートル50を3連続で失敗。まさかの記録なしに終わり、無言で控室に消えた。