マイケル・マシューズ(オーストラリア=オリカ・グリーンエッジ)が上りゴールでのスプリントを制し、ボーナスタイムを得て総合首位に躍り出た。

 序盤にフィリップ・ジルベール(ベルギー=BMCレーシング)、フロリアン・バション(フランス=ブルターニュ・セシェアンビロンマン)、トマ・ボクレール(フランス=ヨーロッパカー)の逃げが決まり、最大で5分の差をつけたが、残り9キロまでに吸収され、この日もゴール前スプリント勝負となった。ゴール前ではオリカ・グリーンエッジが完璧なトレインを組み、発射されたマシューズがダビデ・チモライ(イタリア=ランプレ・メリダ)、ジャコモ・ニッツォーロ(イタリア=トレックファクトリー)の猛追をかわしてガッツポーズでフィニッシュラインを通過した。

 マシューズは「南アフリカでいいトレーニングを積み、強力なアシストをここに連れてきた。彼らはハードワークをこなしてくれた。イエロージャージーを獲得できたなんて信じられない」と喜んだ。

 総合はマシューズが首位に浮上し、1秒差でミハウ・クフィアトコフスキー(ポーランド=エティックス・クイックステップ)、3位も1秒差でローハン・デニス(オーストラリア=BMCレーシング)。