<第86回箱根駅伝>◇3日◇復路◇東京-箱根(5区間108キロ)

 往路8位の駒大が、復路優勝で総合2位となった。千葉健太(1年)が区間賞を獲得した6区で6位、7区で4位と順位を上げ、再び区間賞となった9区の高林祐介主将(4年)で2位まで上がった。前日2日の1区で18位と大きく出遅れたが、この日走った5人全員が区間4位以内という総合力で盛り返した。高林主将は「区間賞は最低限掲げていた目標。後輩たちには『気楽に走れよ』と伝えた。復路で優勝することができ、少しは後輩たちに伝えられるものがあったかなと思う」と振り返った。