ラグビーの2019年W杯日本大会の開催地が2日、ダブリンで開かれた「W杯リミテッド」の理事会で岩手県釜石市など12会場に決まった。会場の概要は以下の通り。

 ▽札幌ドーム 札幌市。収容人数4万1410人。02年サッカーW杯でも使用。プロ野球日本ハム、J2札幌の本拠地。

 ▽釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアム(仮称) 岩手県釜石市。収容人数1万6187人。唯一新設される予定の競技場。

 ▽熊谷ラグビー場 埼玉県熊谷市。収容人数2万4000人。春に開かれるラグビーの全国高校選抜大会の舞台。

 ▽新国立競技場 東京都。収容人数約8万人。開幕戦と決勝の舞台。東京五輪・パラリンピックのメーン会場。

 ▽日産スタジアム 横浜市。収容人数7万2327人。02年サッカーW杯決勝の会場。J1横浜の本拠地。

 ▽静岡スタジアム 静岡県袋井市。収容人数5万889人。02年サッカーW杯でも会場として使用された。

 ▽豊田スタジアム 愛知県豊田市。収容人数4万5000人。トップリーグのトヨタ自動車やJ1名古屋などが使用。

 ▽花園ラグビー場 大阪府東大阪市。収容人数3万人。日本初のラグビー専用スタジアムで「西の聖地」。

 ▽ノエビアスタジアム神戸 神戸市。収容人数3万132人。02年サッカーW杯で使用。J1神戸の本拠地。

 ▽レベルファイブスタジアム 福岡市。収容人数2万2563人。球技専用スタジアム。J2福岡の本拠地。

 ▽うまかな・よかなスタジアム 熊本市。収容人数3万2000人。トップリーグでも使用。J2熊本の本拠地。

 ▽大分銀行ドーム 大分市。収容人数4万人。開閉式のドーム会場。02年サッカーW杯でも使用。J2大分の本拠地。