ラグビー日本代表がアジア選手権の最終戦、香港戦(23日香港仔運動場)に向け、21日午前10時ごろに羽田空港を出発した。

 今回はFB五郎丸歩(29=ヤマハ発動機)が日本代表では初めてゲームキャプテンを務める。主将のNO8リーチ・マイケル(26=東芝)が世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」に挑戦中で、代理を務めるプロップ畠山健介(29=サントリー)もコンディション調整で不参加のため。現地でのミーティングを仕切るなど仕事はグラウンド外でも増えるが、「特に変わらないです。4月からリーダーのグループなどを作ってやっているので、今回もみんなでやりたい」と穏やかな笑顔で話した。

 到着後も練習してから試合に臨む。試合当日は豪雨との予報もある。キックの名手は「悪天候での試合を想定して準備しておきたい」と終始落ち着いて話した。