日本代表の主将を務める入江陵介(25=イトマン東進)が第2組3レーンで泳ぎ、53秒13で全体4位に入って決勝進出を決めた。

 前半50メートルのターンでは7番手だったが、持ち味である後半の強さを生かしてラスト10メートルで巻き返した。

 予選で記録した53秒37からさらにタイムを上げた。「準決勝では52秒台を出したい」と話していただけに、レース後は「タイム的には残念だが、まだ体が冷えて動いていないので、明日に向けて集中したい」と話した。

 4度目の世界選手権で初の金メダル獲得がかかる。入江は「タイムは厳しい戦いになるが、(自分にも)プレッシャーをかけていきたい」と意気込んだ。